大船渡市派遣レポート 第2回 (税務課勤務) 山﨑 寛幸
1 業務内容について
2月から確定申告が始まり、申告相談に対応しています。連日、多くの住民の皆さんが会場に
訪れます。特に震災で被災された方の相談が目立ちます。中には勤務していた会社が津波で流さ
れてしまい、給与の源泉徴収票が発行されない方や、今までは会社で年末調整していたため今回
が初めての申告という方もいらっしゃいました。
今回の申告では、 税務課の職員と税務経験のある職員に加え、税務署から応援職員が来て対応
しています。税務署の職員の方には、今年初めて雑損控除を申告する方を主に受け付けてもらっ
ています。
また、申告を受け付けるためのパソコンの台数に限りがあるため、私は手計算で対応していま
す。資料を見ながら手書きで申告書を作成するため、相談者1人に対して時間がかかってしまい
ます。しかし、受け付けた方から「詳しく説明してくれてありがとう。わかりやすかったよ。」
とおっしゃっていただいたときは本当にうれしかったです。 実際に所得控除の内容や所得の計算
について理解が深まってきたと感じます。 こちらでは漁業に関する申告や被災された方々の多く
が申告する雑損控除など、 佐久市では経験したことのない内容のものもありますが、 基本的な部
分は同じなので、今後も丁寧な対応を心掛けていきたいと思います。
平日の時間外や土曜日には、税務署から送られてくる申告書のデータの入力をしています。こ
ちらのシステムにデータを入力する作業にもだんだんと慣れてきました。現在、私を含め派遣職
員が4名おり、2人1組で交代しながら作業をしています。
2 生活の状況について
2月に入ったところでホテルの従業員の方が「大船渡は2月が一番寒いんですよ。」と言って
いましたが、その通り、朝晩は特に冷え込み、東北の冬の寒さを経験することができました。
宿泊しているホテル福富の周辺では、引き続き瓦礫撤去作業が行われています。雪が何日か積
もったこともあって、なかなか順調には進んでいないようにも見えますが、確実に前へ進んでい
ます。さらに、今年の7月には、ホテルの近くに新しくスーパーが建設される予定です。
また、仮設の商店街も、生活雑貨や食品など多くの店が並んでいて、住民の皆さんも多く利用
[写真] おおふなと夢商店街の様子
1月に大船渡へ派遣されてからあっという間に2ヶ月が過ぎました。 3月には被災された方々
にとって、また日本にとっても特別な日を迎えることになります。私も残り1ヶ月の期間で自分